JPLAY日本語サイトが健在だったころ、入門用のクロックとして推奨されていたMorion MV89A 二重恒温槽入り10MHzOCXOです。自作分配増幅基板をいれて３出力としていましたが、故障が多いので撤去して元の形に戻しています。したがって出力は下の一つだけで、上の二つはダミーです。脱着作業の折にBNCコネクタの周囲に傷がついてしまいました。もともと付属していたスイッチング電源はオーディオ用として使えるレベルのものではありませんので、知る人ぞ知るとらたぬさん音屋 とらたぬ (fc2.com)に相談し、氏のLT3045基板と3094基板を使って±12Vを作り、両端をとってDC24V2Aの超ローノイズ電源を実現しています。前段のレギュレーターは窪田式FET電源です。自分用に製作しましたので安価なケースに入れていますが、ご希望であれば実費で見栄えの良いケースに入れなおすことも可能です。今回C社の10万超のクロックを導入しましたので手放すことにしましたが、聴き比べてみるとこれも結構いい仕事をしていたな、と感じます。クロック初心者の方に強く推奨します。本体サイズは105×54×153mm、電源部は175×100×250mmでいずれも突起物を含みません。約1.5mのＡＣケーブルとDCコードが付属します。後ほど波形観測と周波数測定の写真を追加します。