陸軍受命刀匠【信光 昭和十八年十月】太刀銘

『名古屋造兵廠』刻印入 元幅3.2cm超の豪壮刀！

稀少鉄鞘拵 四方猪目雁金透かし鍔


■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。

【太刀銘】
表『信光』
裏『昭和十八年十月』

信光刀匠は本名を佐光信光といい岐阜県関の刀工で、
善定派の流れを汲む名工・小島正勝刀匠に学びました。

戦時中は陸軍受命刀匠として作刀し、
その活躍は一介の軍刀鍛冶に留まることなく
新作日本刀展に於いても多数の受賞を果たすなど
戦後も優れた技量を発揮した実力派刀匠です。


本作はこの度初めて世に出る、珍しい拵に収められた刀です。

刃長2尺2寸弱と取り回し易い寸法に比して長寸な茎を有し
身幅ゴリッと広く重ね厚く豪壮で実戦的な造込みとなっており、
稀少な太刀銘と裏年紀に加えて名古屋陸軍造兵廠の『名』刻印が
表・裏・棟の計3箇所に打たれた、極めて資料価値の高い逸品です。


ずっしりと重量感ある漆塗鉄鞘が印象的な拵に収められ、
作域の良い四方猪目雁金透かし鉄鍔を用いた精悍な外装が
質実剛健な本作に華を添え、武用にもお薦めできる逸品です。


関の誇る本格派刀工『信光』刀匠による工廠刻印入の稀少作、
覇気溢れる豪壮刀を鉄鞘拵と共に末永くお手元でお楽しみ下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇

刃長：66.3cm 元幅：3.22cm 先幅：2.24cm

元重：0.74cm 先重：0.54cm 反り：1.6cm 目釘孔：1個

刀身重量：736g 鉄鞘重量：544g

（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）


◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身のヒケやスレ、薄錆等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

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